2023年 痴漢⇒撃退乱入コースでしっかり撃退された話②
こんな事ばっかツイートしたり日記書いてたら数少ない女性フォロワーにブロックされました。
2023年もよろしくお願いします。
~
15:30まで4時間あった為、久しぶりの秋葉原を散策することに。
喫煙可能の張り紙のあるカフェを見つけ入店。
アニソンライブグローバルカフェだった。
爆音で流れるビートまりおの東方アレンジと踊り狂う外国人の集団。
皆コッテコテのアニメTシャツを着ていた。
皆さま、秋葉原はまだ大丈夫そうです。
~
15:00
指定された時間に再び電話し、予約を再度確認。
また改めて電話するとのこと。
15:25
電話を受け、駅前へ移動する。
15:30
駅前で改めて電話。ホテルへの道案内を受けホテルへ移動する。
今後の流れは以下
①ホテルへ入室
②電話でホテルの部屋番号を伝える
③嬢がやってくる
④DO
⑤解散
~
ホテルのロビーへ入店。
いかにも「それ用」のホテルといった感じで、ロビーというよりかは個人経営のめっちゃ狭いカラオケ店のような佇まい。暗い、というかなんか青い。 いや、明るい色素が薄い。
今まで入ったことの無い空間に押さえ込んでいた恐怖心が芽生える。 僕、ラブホテルにも入ったことないんですよ。
受付の妙齢の女性へ話しかける。
僕「カリントムスメでヨヤクシタモノデスガ」
※電話で受け付けに伝えろと言われた呪文
婆『…?』
僕「は、えっ?あ、ん?ハハw」
婆『何分?』
僕「あ、30分です」
婆「じゃあそれより長いやつ券売機で買って」
僕「え、あ、はい、どれ…?このプレミアムってや」
婆「プレミアムじゃない!!!!!!!」
怖いよ~~~~
何とかチケットを購入し、部屋番号を伝えられ部屋に入室する。
ビュヮ…
ズシリと重い空気を感じる。別の世界に足を踏み入れた感覚。
例えるならダークソウル1の病み村の扉を開けた瞬間のような
足の裏が冷たい。
ベッドなのに毛布も掛布団もなんもない、こんなベッドで寝れるのかい? 後このクソちっちゃくて硬い枕はなんだい? 寝れるのかい?
こんな場所に洗面所あるの初めて見た。 何をする部屋なの?
マジで足の裏が冷たい。
部屋に入った旨と部屋番号を電話して伝える。
『それでは女の子向かわせますので~』
ベッドに腰を掛け深呼吸をする。
何分後にどんな感じでくんの??
~
なんともなしにベッドの上のティッシュの位置を移動させたり枕を回転させたりしているが、自然と落ち着いていた。
これまでに経験していた風俗の経験は確実に俺を強くしていた。
コンコン
嘘でした。
心臓が跳ね上がって自分の心臓の音が聞こえるくらいには焦っていた。
皆川「あ、は、は~い」
自分で出せる一番紳士的でSWEETな声で応答する。
…
…………………………………
あ、これ自分で開ける感じねw
ガチャ
皆川「ア~スイマセンジブンデアケルンデスネwイヤスマセンスマwあ、あ、w」
扉を開けるとそこには
え、あ!? 誰!?
白、白!? ちっちゃ… 何? 誰だよ
嬢「お部屋入っても大丈夫ですか~?」
皆川「もちろん。」(?)
お邪魔しま~すと嬢は中に入ってベッドに腰掛ける。
ここ荷物置いちゃいますね~と慣れた手つきの嬢。
そういえば…皆川は今までピンサロという薄暗く、狭いブースしか経験したことが無かったので、嬢の外見をしっかりと見るのは初めてだった。
さっきは白いということだけしか分からなかったが… チラリと嬢に目をやる。
…
多分…まあまあ可愛い感じだろうな…
白いフリフリの服装に、小柄で白いフリフリだ。
※皆川は人生で現実の女性の容姿を真面目に見たことが無い為、経験値も無く評価基準も無い、そういった事を完全に日常生活から排除することで皆川の人生のオワリ具合から目を背けて日々ゲームに没頭することが出来ている。
オナクラは客から嬢への接触も基本無く、風俗の中では気軽に行える部類とのことで、小遣い稼ぎ目的の女子大生が殆どだとか。
恐らく今までのピンサロ経験で出会った嬢の中ではトップクラスの容姿だと思われる。
このまま嬢と言い続けるのも何なので、この嬢は「ハム子」と呼称する。
※白いハムスターのような印象を受けた為
ハム子「改めて今日はよろしくお願いしますね~」
皆川「あっはい!!!!!!!! こちらこそ…」
皆川「すみません実は」
皆川「ピンサロとかは行ったことあるんですけど」
皆川「こういうホテルに呼んでお願いするのとかは初めてで」
皆川「変なとことかあったらすみませんが言っていただければと」
ハム子「へ~そうなんですね~分かりました~w」
ハム子「えっ」
ハム子「そんな初めてでいきなり痴漢→撃退乱入コースですか?」
そうです。
そのまま軽く雑談したのち、ハム子からプランの説明が入る。
ハム子「流れとしては15分間お兄さんが私に痴漢する感じで、残りの15分になったらもう一人の女の子が来るって感じなんです」
ハム子「オプションとかはどうしますか?」
来た、
オプションヌ!!!!!!!
男の夢だよなあ?オプションとチェンジはよ~
とはいえよくわからなかったので下調べは全くしていなかった。
皆川「あ~えっと、オススメとかあるんですかね?」
ハム子「えっとそうですね」
オプションの説明がされる、ざっくりと以下。
①いやら尻触り
痴漢フェーズ時、お尻のみ服の下までまさぐって触ってもよい
②逆襲
撃退フェーズ時、2人目の女の子の乳を触ってもよい
③乳首責め
撃退フェーズ時、1人目の女の子からの乳首責めが解禁される
ハム子「こんな感じですかね~」
ハム子「この後来る子、めっちゃおっぱい大きいですよw」
皆川「あーじゃあ全部でお願いします」
皆川「全部で。」
ハム子「え!?結構値段かかりますよ!?」
皆川「いや全部で大丈夫です」
皆川「昨日麻雀してきたんで!」
ハム子「えー結構勝ったってことですか?」
皆川「いや?ボコボコにされましたw」
ハム子「www」
皆川「w」(歯茎ニギィィィッ!!!!!!)
もろたな…コリは…
ハム子「じゃあお代頂きますね~」
基本料金30分 8500円
ホテル代 3000円
オプション① いやら尻触り 500円
オプション② 逆襲 1000円
オプション③ 乳首責め 1000円
計11000円を渡す。
(の筈だが記憶だと20000円くらい渡した気がする)
ハム子「ありがとうございま~す!」
ハム子「それじゃ始めますか?」
来た。
今から30分、俺の人生最大の戦いが始まる。
皆川「あっはい!」
ハム子「分かりました!じゃあタイマーつけますね」
ハム子「どうぞ!」
皆川「はい!」
…………
あ
俺が痴漢するのか…
皆川「えっ、あ、どうしましょう?」
皆川「痴漢とかしたことなくて…」
ハム子「www」
ハム子「じゃあ私ここに立つのでお兄さんは後ろからどうぞ」
皆川「あっじゃあ…失礼します…」
思えば。
思えば服を来た女性の体を触るのは、
初めてだ。
しかも後ろから。
この年になっても新しい事に挑戦できること。
まだ見ぬ世界があること。
この世全てに感謝をしたい。
怖かった。新しい事に挑戦することは。
幼い頃、全てが新しかった。 日々挑戦だった。日々発見だった。
毎日明日が待ち遠しかった。 夏休みの朝、外から差し込む陽の光。
今日は晴れだ。 剣山公園へ行こう。みんな待っている。
2023年1月2日 めぐり合わせてくれた全てに感謝を。
それでは。
後ろからハム子の胸へ手を回す
行きます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴワニュ。
…?
え、嘘
嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘
プツン。
…
……
………
…………
……………
皆川「スミマセン、痛かったりとかしたら言ってください…」
ハム子「痴漢のくせに優しいーw」
僅か2秒で小学生の頃の人生の煌めきから28歳人生への再挑戦。希望。から「まあこんなもんか」という皆川の人生の大半を占める妥協。そして一滴の安堵感。そして社交性フィルターを挟んだトークまで行ったせいで脳みそが焼き切れそう。
皆川「あ、じゃあお尻も触りますね…」
ハム子「どうぞー」
辛いんじゃ。
腰が。
ハム子が小さすぎて本当につらいんじゃ
もう触ることに集中できないんじゃ
でもまあ…胸よりかは…
お尻の方が触ってる感じありますね…
~
集中尻揉怪人皆川となり尻を揉むこと数分
マジで足の裏が冷たい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
刹那。
ハム子「ちょっと場所変えますかw」
ハム子「ここ寒くてw」
皆川「アッ!」
皆川「ああ~!いや!僕もそう思ってて!!!!」
ちょっと嬉しかった。 嬉しいよねそういう感性が一致すると。
普段は人のそういう感性に上手いこと合わせてやるゲームだもんね。
(例 ババア「今日寒いわよね~」 おれ「ですよねー! でも、上着着たら着たで、ちょっと暑いんですよね~w」 ババア「そおおおおおおお!!!!!!なのよおおおおおお!!!!!!!!!!!」 )
※2匹の金色と銀色の竜が交差し天に昇っていく画
~
ハム子「じゃあここで!」
ハム子が移動したのはベッドの上だった。
こんな所に立って中腰でやれっての? 死ぬど?
ハム子「お兄さんは~何オタクなんですかあ?」
皆川「ゲーム、ス…」モミモミ
ハム子「へ~!」
皆川「お姉さんはゲームとかするんすか?」モミモミ
ハム子「APEXとかValorantとかはやるけど、やるよりVtuber見てる!」
皆川「あ~そうなんですね~」モミモミ
ハム子「最近オススメのゲームとかありますか?」
皆川「Escape From Tarkov」スン
ハム子「え?」
皆川「Escape From Tarkov」
そうだよ。
タルコフのワイプが12/28に行われたばかりだった。
そこからはタルコフを知らない愚かなハム子にタルコフの魅力を語るのであった。
…
皆川「葛葉とか叶(ハム子の好きなVtuber)も多分やってると思うんで、興味があったら是非!」
ハム子「^^;」
ひとしきり雑談も終え、何を話そうかというタイミングで
コンコン
来た!!!!!!!!!
撃退フェーズが!!!!!!!!!!
いや、そうなんですよ
自分、痴漢フェーズは全く興味が無くて
撃退フェーズに興味津々…って訳ですなw
てか限界だわこんな所に立って中腰なの
ハム子「は~い!」
ハム子「入っちゃって大丈夫でーす!」
ガチャリ
扉が開く。
そこには
!!!!!!!!!!!!!!
き、
喜多川さん!??!?!?!?!??!!?
喜多川さん(?)「どうも~」
ウッヒョオオオオwwwwww喜多川さんなんて今のオタクに最も必要な栄養素を兼ね備えてるギャルじゃあ、ないか。
嬉しい~!
近づいてくる喜多川さん
…
?
…?
あれ…?
なんか……
なんかじゃない………?
あれ、
あれこれ。
喜多川さんが2.7倍くらい巨大になったやつ!!!!????
次回 痴漢乱入撃退コース 最終回
2023年 痴漢⇒撃退乱入コースでしっかり撃退された話①
あのすすきのピンサロ記より8ヵ月
あれからジャックスの愛を求めてピンサロを渡り歩く鳥、皆川
愛を求めた獣、皆川は渋谷、関内、池袋とピンサロに通うが、ジャックスを超える愛には結局出会えることはなかった。
そんな中、一つの事件が起こる。
渋谷の唯一のピンサロ店が摘発。
これによりもとよりグレーゾーンだったピンサロ界隈に衝撃走る。
利用中に公然わいせつ罪で捕まったこの男、もしかしたら俺だったのかもしれない
そう思うと思いは自然と風俗から遠ざかって行った。 普通に金の無駄…
~
そこから時は流れ元旦。
元旦の日に秋葉原に集まった男4人。
最高だ成人男性4人集まるだけで何て楽しいんだ、やっぱり男だよ
友情だよ
これに勝ることなんて、この世にあるのか?
ホテルの部屋にある、あの変なスペースでタバコを吸いながら思考に耽る
「秋葉原って、変な風俗あんのかな…?」
秋葉原 風俗
オォー、出る出るw
変な風俗が山ほど
秋葉原に集まったきったねえオタクたちの集合無意識が作り上げた最悪のスペルマが
と思いつつも、まあこのくらいだったら風俗が盛んな町ならあり得るな~程度
そんな秋葉原特有!!!!って感じの店は見つからなかった。
そもそも皆川は風俗としてはピンサロしか行ったことがなくて
秋葉原はピンサロが殆どなく、他の形態のサービスばかりだった。
~
ピンサロとか風俗とかピンと来ない人向けに今日から役立つ風俗の知識を共有
えっちなことが出来るお店の総称が風俗であり、風俗の中でも何が出来るのか?
何が出来ないのか?という所で店の形態が異なります。
じゃあどんな店の形態があるんだよ! というお前に教える。
- ソープ…みんなが考えてる「風俗」って、実際は多分これ。 高いお金を払って個室でもうほとんど想像出来る全ての行為が出来る。 お店が実際にあって、入店して中で入浴しているとそこの店員さんとえっちな関係に…な体裁でやってる。
(よく吉原とかで童貞捨てろ!とかいうやつはほとんどソープ) - ヘルス…みんなが知ってる「風俗」がこれ。 デリヘルとかホテヘルとかファッションヘルスとか~ヘルスって名前だけは聞いたことがあると思う。 女の人にお金を払って、えっちな行為をしてもらうサービス。 ただ本番行為はほぼ出来ない。 お店は実際には無い事が殆どで、ホテルやレンタルルーム、家に呼んでサービスを受ける。
- ピンサロ…ピンクサロン。 店舗型しか存在しない。 店の形態は飲食店となっていて、入店して席についたら女性の店員さんがやってきてえっちな関係に…という体裁でやってる。 店舗の形態上完全な個室にすることは出来ず、多少区切られているものの部屋の中の他の客の声や行為が殆ど見える。 初見はマジでビビる。(安い)
- メンズエステ…メンエス。 女性が男性向けに行うマッサージ。 「抜き有」と「抜き無」のメンエスが存在し、ほとんどのメンエスは「抜き無」が主流。外国人の店員が多いらしい(皆川は未経験)(尻が汚いので)
- オナクラ…オナニークラブの略称。 男性が自分の自慰行為をしているのを女性に見てもらうだけ。 女性へのお触りは基本NG。 もちろん女性から触られることも無い。 特殊性癖の変態向けのサービス。
今回行ってきた風俗は
オナクラ です。
~
いつもピンサロの中から探していたが、一つ気になるページを発見した。
いや訳分からんて
何これ????????
未知の世界に足を踏み入れる皆川。
その中から一つの光を見つける。
痴漢→撃退 乱入コース !?!?!?
目の前に無防備な女子の姿…
理性を抑えきれず痴漢行為に及んでいると「ちょっと待てぃ!!」の声。
彼女の友人が乱入、助けに現れたのだ。
「二度と痴漢できないように出し尽くしてやる!」
形勢逆転、2人の女の子に手コキで成敗される痴漢男…
<コース内容>
1人目30分。乳もみ+お尻さわり付き(+500円でいやら尻さわりに変更可能!)
2人目途中乱入15分。乳舐め付き
くっそワロタ オタクじゃん
(+500円でいやら尻さわりに変更可能!)
いやら尻さわりって何?
皆川の心に炎が灯る
失った愛の行方がここにあるのかもしれない(性欲でした)
ここにしよう。
店舗形態はオナクラ…だが、先ほど説明したオナクラという物は現代には殆どなく、現代では手淫専門店のようになっている。
上述のコースは30分8500円だが、通常のコースは30分4000円。
まあ二人来るらしいし料金は妥当かもしれない。
利用までの流れを確認する。
- 電話で予約する
- 予約した時間の30分前に電話する
- 予約した時間の5分前に指定された場所に移動し電話する
- 電話の案内に従いホテルへ入室する
- 入室後電話してホテルの番号を伝える
- 女性が到着する
- FIGHT
何回電話するんだよ…
ピンサロなら入店→FIGHT なのに
初めてのオナクラ(ヘルス)
初めてのホテル
初めての3P
しかもマジでわけわかんないコース
実際のプレイは15分みたいなもの
マジで緊張でイケる気がしねえ…
そうして皆川は眠りについた
別室の独房で。
~
色々お祈りしたんですが、一番協調して祈ったのは「健康」でした。
皆川はこのあとコロナに罹ります。
出店のジャガバターと鮎の塩焼きを食べて解散。
皆が電車に乗るのを見届けてから秋葉原の奥、ディープ秋葉原へ。
予約の電話を掛ける。
皆川「あ、あの…」
『はい』
皆川「痴漢→乱入撃退コースで予約お願いしたいんですが」
『少々お待ちください』
『15時半からなら可能です』
皆川「え…?」
現在時刻 11:30
皆川「あー」
皆川「お願いします」
次回 痴漢乱入撃退コース 実戦編
人生二度目のピンクサロンでボコボコにされた話②
前回までのあらすじ
風俗の町、北海道すすきのにて立ち寄ったピンクサロン、レンタルガールにて
マイティー・ジャックスと遭遇する。
~
なんでここにジャックス・・・いやマイティージャックスが?
余りにも写真・・・写真と違い過ぎる
肩幅が違う、しずかちゃんとドラミちゃんくらい違う。
『それではお部屋に案内しますね~』
はっとして現実に戻る。 現実だった・・・
案内され、薄暗い廊下を歩き続ける。
『こちらです~』
部屋の中は一般的なピンサロのようなブースではなく、完全な個室だった。
助かった。
正直周りからも見られるし、あのスペースでは皆川は横になると体の半分がはみ出てしまう為、この点は非常に助かった。
部屋には布団と枕が敷かれていて、なんともなしに奥に腰掛ける。
『〇〇です、よろしくお願いします』
向かい合う形でジャックスが腰かける。
俺は正座で、ジャックスはあぐらをかいている。
ジャックスは胸元だけボタンをしめたYシャツに、下はパンツだけという服装。
腹が
腹が、巨大すぎる。
自分が100キロ超えの超キングサイズデブであることから、
余り他人の容姿や体形を気にすることはないのだけれど。
ただ部屋がとても暗いことからお互いの姿はうっすらとしか見えず、顔もよく見えないこともあり、正直そこまで気にならない。
そのまま自分があまりこういう店に来たことがないこと、自分はバキバキの童貞であることを伝える。
ジャックスは大丈夫ですよと笑ってくれた。
そのまま他愛ない雑談を続ける。
今北海道には桜が咲いていること、昨日の小樽はとても寒かったこと、ジャックスが来月神奈川に行くこと・・・
会話が途切れそうになるたび、ジャックスの話術によってなんとか話が続く。
体感10分以上雑談をしている。
正直とても冷静だった。
ああ、聞いたことがある。 チェンジに慣れているような嬢は行為に至らずに雑談だけして終わることが多々あるとか。
そういうこともあり、ジャックスは話術が洗練されていったのか?
と、大変失礼なことを考える余裕までもあった。
これ、もしかして雑談で終わる?と思っていたその時
『じゃあ・・・そろそろしますか?』
ドキッとした。
以前行ったピンサロでは、一番人気の嬢が相手してくれて、雑談はほどほどにこちらの情欲を掻き立てるような仕草や行為が行われてから、そのままなりゆきで、という形だった。
そろそろしますか?という一言、えっちすぎる。
「ァ、おねがいしまひゅ。。。」
先ほどまでの皆川は消え去り、バキバキ童貞の皆川が顕現する。
じゃあ服脱いじゃって下さい、と言われるがまま衣服を脱ぎ捨てる皆川。
正直この座りながらズボンを脱いだりするのが非常に難しくて見られていることもありチョー恥ずかしい。
ジャックスはおもむろにマットを取り出し、その上に膝立ちするようにと言った。
『じゃあ洗いますね』
ん? 洗います? 拭く、ではなく・・・?
なんかめっちゃ恥ずかしいなこれ・・・、しかも態勢が苦しすぎて、興奮するとかそういう次元じゃない。
ってか俺、ジャックスに興奮するかなあ!?!?!?
正直息子が勃つ気がしない。
ジャックスは風呂桶を取り出し、中身を手に取る。
え、何? ローション・・・?こ、こわいよぉ・・・
『失礼しま~す』
あ♡
あったかいお湯だ♡
ジャックスは慣れた手つきで俺の息子をお湯で洗っていく。
あ~~~~~~~~~~~
気持ち良すぎるンゴかもです。。。。。。。。。
すっかり元気になった俺の息子。
正直これだけでもう終わりでもいい、後は俺がやるから・・・
『じゃあそこに横になっちゃってくださいね』
言われるがまま横になる。
横を向いてみると鏡張りになっている。
なるほど、これでどういうことが起きているのか見る事ができるようだ。
いよいよ行為が始まる・・・
前回のピンサロでは緊張もあってか中々逝くことが出来ず、最終的には69の体制になってしまい、何をしていいか分からず目を瞑っていた。
そのことから若干の不安があった。
俺、自分の手じゃないとダメなんだよな~~~~~~~~
『じゃあ始めますね~』
あ♡
う~~~~~~~わすっげえ!!!!!!!!!!
すげえすげえすげえ!!!!!!!!!
何これ!?
※LOLのジャックスのアルティメットスキル
何されてるのか全然わからないけど、めちゃくちゃな刺激が皆川を襲う。
自分の手だけじゃ絶対に辿り着けない境地、グランドマスター。
すげえよジャックス・・・
テクニックとフィジカルでこの領域まで辿り着いている事、敬意を表する。
~
めちゃくちゃ気持ち良い状態が続くものの、何か違和感がある。
なんかこれ・・・なんか・・・気持ちいいんだけど・・・
逝けそうにない
何だろう、めちゃくちゃ気持ちいいマッサージなんだけど肩こりが治る気配は無いというか、凄い華麗なコンボだけどダメージが全然出てないとかそんな感じがする。
ここで一石を投じてみる
「あの・・・」
おっぱい触っても、いすか?笑
先ほどから巨大な何かが俺の太ももを打ち付けているのが気になった俺は
その正体を突き止めに行くのであった。
『え~いいですよ~』
『あ・・・』
『チューもしますか?笑』
チューも?
お願いします。
まずはジャックスの実りに実ったおっぱいに手を伸ばす。
前ピンサロに行った時に触らせてもらった時は小さかったけどめっちゃ柔らかくて気絶するくらい感動したんだよな~
では、失礼して・・・笑
ズァッ・・・
おっも
え?重くて、長い?
なんかこれ、なんだ? 柔らかい?って感じじゃない
どっかで触ったことあるぞ、これは・・・
巨大化した俺のおっぱいだ
でかくなった自分の乳を触っている感触だこれは
みんな・・・ごめん
俺のおっぱいの事についてはちゃんと報告するから
さてチューに関してはというと全くやり方が分からないんですね
前したときも口あけてあ~~~~~~ってしてたらあっちが勝手にやってくれたし
本当にどうしたらいいかわかんない俺は固まってしまった
ジャックスがこちらを見て近づいてくる。
来る。
と思ったのも束の間、何も起きない。
ジャックスは受け身の姿勢だった。
俺がやるのか・・・?
俺も交戦の意を示し一歩前進する。
目を瞑り後は俺の僅かな人としての本能に従うことにする。
頼むぞ、皆川のDNA・・・
?
城?
城を攻略している気分だ、硬すぎる。
硬すぎるっていうか、口開いてる?ってか口どこ?
?????
というか俺の舌どこ?
そんなこんなでジャックスのカウンターストライクにまんまとやられたのであった
「すみません、ありがとうございました・・・」
完敗
俺が浅かった。
~
残り時間も少ないような気がしているが、一向に逝ける気配がない。
もう少し、後一歩・・・そんな気はしているが・・・
その時、部屋の電話が突然鳴り出し、1コールで止まった。
これは残り時間5分の合図!!!!!
や、やばい!!!!!
このままで逝けず、北海道という遠い大地で息子をおっ勃てて放浪する男になってしまう。
それだけは嫌だ、それだけは・・・
今みんなは何をしているんだろう。
美味しいごはんを食べているのかな、観光で楽しんでいるのかな、何か家族や友人、愛する隣人の為にお土産を買っているのかな・・・
みんな、俺は・・・・
やるせない俺は神に祈るように目を閉じて天を仰いだ。
イかせて下さい・・・
息子に刺激を感じているにも関わらず動いていない腕が小刻みに揺れる。
このまま死を待つしかないのか俺は・・・
!?
ジャックスの声が、聞こえたような気がした。
その瞬間、息子に味わったことのない衝撃を感じる。
え、何が起きている?ん????れ???れ??
めっちゃ気持ちいいぞ!?
ジャックスのリズムが、変わった。
いや、変わり続けている。
横の鏡に目をやると、理由が分かった。
手だ
ジャックスは遂に手を使ったようだ。
手と口によるリーサル・テンポにより爆発的なダメージを出している。
それにより俺は今まで鮮明に感じていた息子のイメージが見えなくなった。
今、何をされているの・・・?
怖い、怖いよ
ただならぬ快感だけを享受している。
感覚が無さ過ぎて怖い、今自分の息子が勃っているのかも分からない
というかある?どこ行った?
ジャックスの猛攻は続く
あ・・・これは・・・
イきます。
ア
AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA AA
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
~
二次元なんて、嘘ばっかりだ。
日々Twitterに流れているようなえっちイラストみたいな絵面は拝めないし
されている間は頭のてっぺんしか見えない
俺は気付いた。
大事なのは、心だ。
顔でも、体形でもない。
ジャックスはそのことに気付かせてくれた。
少し、自信がついたよ、ジャックス。
これからはもっと前を向いて歩いて行けそうだ。
また機会があれば立ち寄ってみたい。そう思える経験だった。
二次元なんて、嘘ばっかりだ。
日々Twitterに流れているようなえっちイラストみたいな絵面は拝めないし
されている間は頭のてっぺんしか見えない
俺は気付いた。
大事なのは
フィジカルとパワー、そしてテクニック。
次回
渋谷 JINNY
30分8000円コース
ありがとうございました。
人生二度目のピンクサロンでボコボコにされた話①
北海道旅行最終日。
俺たちは海鮮丼を食べた後、帰りの飛行機の時間まで自由行動となった。
服を買いに行く奴、ラーメンを食べに行く奴、ビールを飲みに行く奴、観光に行く奴・・・
各々散らばっていったが、俺は何も考えていなかった。
一先ずトイレとタバコを済まそうとパチンコ屋に立ち寄る。
「パチンコやる機会なんて殆ど無いし、久々にやるか」
現在時刻は13時。
集合時間は歩いて10分の駅に15時30分だから、まぁまぁ時間がある。
俺は『ひぐらしのなく頃に廻 219ver』へ5000円を投入した。
~
あっという間に5000円は溶け、1時間程経っていた。
「350回転くらい回したのになぁ」
たとえ今から当たったとしても時間迄の回収は難しい。
これ以上パチンコをするのは不毛だな・・・そう思い思考を巡らせる。
昨日見たバニーガールバーに行くのはどうだろうか?
マッサージに行くのもいいな・・・そう思っていると、隣のおじさんのスマホの画面がふと目に入る。
「すすきの 風俗・・・?」
そこからの動きは早かった。
『札幌駅 ピンサロ』で検索し、ヒットしたのは2件。
そのうち1件はここから歩いて7分程度の場所にあった為、吸いかけのタバコを灰皿に突っ込んで俺はパチンコ屋を後にした。
歩くこと10分。
コンビニでブレスケアを買い、半分ほど口に突っ込む。
周りを見渡すと、大きなビルに大大と風俗の広告が立ち並ぶ
ここが すすきの ・・・
昼間だというのに風俗の呼び込みが盛んで、その割に通行人も少なく、キャリーバックを転がす俺は変に目立ってしまっていた。
異質な空間に怖気づきそうになるが、勇気を振り絞り目的地へ向かう。
雑居ビルに入ると風俗店が立ち並ぶ、目指すは6階、レンタルガール。
エレベーターを出てすぐにその店はあった。
入ると薄暗い店内、カウンターには僅かに覗き穴があり、そこから注文をするようだった。
「いらっしゃいませ。どちらになさいますか?」
事前にコースや料金等は確認していたが、ちらりと目を向ける。
『30分コースでお願いします』
少し考えた素振りを見せてから俺はそう伝えた。
料金の5400円を支払ってから、少し奥の待合室に通される。
・・・あれ
ん?
料金とかの説明は?
というか新規1000円引きのクーポン使いたかったな。
え、てか指名とかないの?
爪とか見なくていいの?俺まぁまぁ長いんだけど・・・
大丈夫か?この店
その瞬間 俺は恐怖に打ちのめされた。
以前行った店とは全く勝手が違う。 まず、お茶が出てこない。
(確かピンサロは飲食店を名乗ってるから形式上飲み物が出てくる)
タバコを吸いたくなったが我慢し、なんとなしに部屋の張り紙に目をやる。
各コースやオプションの説明、NG行為等が書いてあった。
なるほどね、ここで学ぶ必要があるわけだ。
ひとしきり読み終わり、数分経過したが呼ばれる気配は無い。
怖い・・・寒い・・・押しつぶされそうだ。
そもそも前回とは状況が違い過ぎる。
前回は先輩が居たことの安心感があった。
数日前から食事、タバコ、口臭に気を使った。
清潔感の為に体の毛は処理したし、風呂に入ってすぐ入店していた。
今回はどうだ?
北海道、すすきのという未知の場所。仲間は誰もいない。
毛は処理していないし、さっきご飯食べたし、タバコも吸った。
俺、クソ客じゃね・・・?
その瞬間、透明な触手に脳がかき混ぜられるような感覚に陥った。
体は座っていて動いていないのに、世界が回転しているような感覚。
俺は終わってしまうのか、というか今性欲とか微塵も無い、なんで?
てかどんな人が来るんだろう?さっきホームページ見た感じだと、ボーイッシュハーフの人と、もうひとり・・・
「お待たせしました~」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
来た。
執行の時が、今。
『ア、。 はい~』
恐怖を打ち消すように大きな声を出して立ち上がる。
大丈夫。俺は大丈夫。
あの時は20・・・22?確かそんくらい、今は27,いや、明日で28になる。
こんなんじゃダメだ、俺は・・・俺は、俺は・・・。
「それじゃ奥に担当の子がいますから、後はお願いします。」
カーテンを勢いよく開く。
そこには
え?
「よろしくお願いします」